窓のプロの横顔
川崎市中原区に店を構えて50年以上、丁寧な施工をモットーに地元に根付きながら活動している有限会社吉田硝子興業。吉田店長にお話を伺いました。
難しい工事もお任せください
丁寧な施工をモットーに日々仕事に取り組んでおります。たとえば、築30年の住宅の玄関ドアを改修するときは、自分が施工した後はそれまで使用してきた30年よりもさらに長く使用できるようにとの思いで施工しています。
―――施工力に自信があると伺いました。
はい、施工力には自信があります!玄関ドアなど、今は各メーカーがカバー工法(既存のアルミ枠を残し、その上に新しい枠を被せて行うリフォーム方法で、工期を短縮できる)の商品を出していますが、まだメーカーが出していなかった昔も、独自の技術でカバー工法を行っていました。元祖カバー工法ですね。先駆けでどこよりも早くやっていました。おかげさまで、施工力が認めて頂けているのかメーカーからの工事依頼もよくあります。難しい工事で他に断られてきたものとかもありますね。あとは、弊社が承っている工事は多岐に渡っていることも特徴の一つですね。
イメージ通りの玄関ドアリフォームをご提案
弊社の特長の一つに、カタリノの活用があります。カタリノは玄関ドアリフォームの合成シミュレーションソフトですが、非常によくできています。玄関ドアのリフォームを考えているお客様のほとんどの方は、気に入ったデザインのものが本当に今の家に合うのか心配されています。実際にカタリノの合成写真を見ることでイメージを掴むことができますし、私も提案しやすくなりましたね。
お客様の前でソフトを操作しながら、様々な種類の玄関ドアで合成できるので、お客様の反応もすぐに確かめることができます。もともとカタリノを始めたきっかけはパソコンが好きだったということもあるのですが、どんどん使っていくうちに、2017年のカタリノ活用部門で第一位を受賞させていただきました。(MADOショップチャレンジキャンペーン2017 営業ツール活用部門 カタリノ MADOショップ全国第1位)今では、弊社の強みになっています。玄関ドアならお任せください!という思いですね。
勉強会も積極的に
今は勉強会も積極的に参加するようにしています。必ず最前列に座って、わからないことがあれば質問をすることを徹底しています。せっかく参加するなら、何か一つでも多くのことが自分の力になれるようにとの思いです。
趣味も仕事も極める
昔はスキーやスノボ、ダイビングなど多趣味でしたね。今は仕事が忙しかったり、小さな子どももいるので少し疎遠になってしまっていますが。あとはゲームも好きでしたね。パソコンなどの機械が好きなのも、そこから来ています。
また、昔高校卒業後にしばらく旅をしていた時期がありました。ペンションに住み込みで働いたり、あとは青春18きっぷで仙台までいったりと楽しんでいました。あのときの経験は今も大切な思い出ですね。
―――結構アクティブですね。
そうですね。昔から何かにはまると極めたくなるタイプですね。先程お話したカタリノも、極めてしまいました。
大切にしていることとこれからについて
丁寧な工事もですが、お客様に対して窓の使い方をきちんと伝えるようにすることを大切にしています。窓はどこの家にもあるものですが、実は使い方について教わったことがない方がほとんどです。当たり前にあって、ただ開けて閉める存在になってしまっているんですね。でも実は、使い方を間違えると不便が生じてしまっていることがあります。たとえば、窓についていることが多い網戸ですが、引違い窓の場合、本来右側で網戸は使用するものです。左側で使ってしまうと、引違い部分の窓の隙間があいてしまい蚊などの虫が入ってくる原因になってしまいます。快適に暮らして頂く為には、とても大事な情報ですよね。こういったことをきちんと丁寧にお話しをして、常にお客様の目線でいることをこれからも大事にしていきたいですね。