窓のプロの横顔
地元柏市で60年以上、町のガラス屋さんとして地域に密着してお仕事をされている株式会社木村ガラス。木村社長と奥様である木村眞由美様にお話を伺いました。
分かりやすいホームページを
眞由美氏「一般のお客様を相手に窓リフォームを始めたのは今から約8年前くらいですね。それまではずっと、役所や学校などの施設をメインに仕事をしていたので、工事が完了すればそこで終了。無事に終わって当たり前という感じだったんです。それが一般のお客様のお宅をリフォームするようになって、その後の感想を聞かせてもらえるようになりました。個人のお宅なので、その分緊張もしますけど、職人共々やりがいを感じています。」
――― 集客活動は何に力をいれていますか?
眞由美氏「以前はチラシを頻繁に配布していました。今はチラシも配布していますが、ホームページにシフトし始めています。数年前にホームページをリニューアルしました。こだわったところは、とにかくわかりやすさですね。窓リフォームについてはもちろん、窓リフォームで使える補助金制度については特に詳しく記載しています。
木村社長「窓リフォーム、特にガラス関係の工事はみなさんどこに頼めばいいのかわからない方が多いので、そのような方たちの目に留まりやすいホームページであればいいなと。」
眞由美氏「お陰様で、ホームページからの問い合わせは年々増えていますね。」
補助金はお客様の立場でご提案
――― 補助金はどのように提案されていますか?
眞由美氏「必ずお客様ごとに提案書を作成しております。こことここの窓をやればこれだけの補助金が出て、工事の時期はこれくらいになりますよ、というような内容です。口で説明しただけでは理解しにくいですし、資料としてあればお家に帰ってからご家族とゆっくりご相談もできますからね。また国と柏市では補助金をもらうための条件も違いますから、両方を併用する場合と片方のみの場合など、提案書は複数作成することが多いです。窓リフォームの内容も、負担する費用についても一番納得したプランを選んで頂きたいとの思いからです。また、ほんの些細なことでも丁寧に答えるよう常に心掛けています。」
――― 補助金の存在を知っているお客様は多いですか?
眞由美氏「いいえ、まだまだ知らない方の方が多いですね。補助金を提案すると、知らなかった!と喜んで頂けます。また、補助金は活用できる時期とできない時期がありますが、弊社ではできない時期にリフォームの依頼があったお客様にも必ず提案はさせて頂いています。工事を急がない方は、ほとんどの方が待って補助金を活用していますね。」
お客様のご要望を叶えるために
木村社長「リフォーム工事で最も大事にしていることは、お客様が何を一番に求めているのかをくみ取り、実現させることですね。ただお客様からの要望があったとしても、生活が不便になってしまいそうな場合はこちらから違う提案をさせていただきます。例えば良く開け閉めする掃出し窓には、2回開け閉めが必要な内窓ではなく、高断熱の真空ガラス『スペーシア』をご提案します。また、リフォームによるメリットはもちろんですが、デメリットもきちんと説明しています。環境によって効果に差が出てしまうこともありますし、絶対に大丈夫など無責任なことは言わないですね。メリットもデメリットもお客様に理解して頂いたうえで、リフォームを行っています。」
眞由美氏「また、実際に工事をして下さったお客様の生の声も見て頂くようにしていますね。過去にリフォームをされたお客様の感想シートをファイルにまとめています。窓のコンシェルジュmadokaのキャンペーンで書いていただいた感想シートです。やはり、業者の私たちがあれこれ説明するよりも、同じ立場のお客様の実際の感想は説得力がありますからね。あとは、施工写真もファイルにまとめて見て頂いています。イメージしてもらいやすいように。」
今後のビジョン
眞由美氏「お客さまも、社員も、みんながますます幸せになれる会社にしたいですね。社員においては、若い子をもっと育てていけたらと思います。一般のお客様と直接仕事をしていく中で生の声を聴いてやりがいを感じてもらいたいですね。」
木村社長「そうですね。お客様も社員もみんなが幸せになるのは目標ですね。あとは、木村ガラスに頼めば何とかしてくれる!と思われたいですね。誰もが頼ってくれる会社になりたいです。」
お店の入り口には、Jリーグの柏レイソルの自動販売機がありました。こちらの売上の一部が強化資金になるとのことで、地元愛も強い木村ガラスさんの一面が垣間見られました。
終始にこやかにお話しをして下さったお二人。普段からお客様のことを一番に考えながら、ご夫婦で、そして社員一丸となってお仕事に取り組まれていられるのだなと感じました。窓リフォームについて、また補助金について少しでも気になる事がありましたら是非木村ガラスにご相談ください。