窓のプロの横顔
柏市逆井にお店を構える、有限会社 アトムトーヨー住機様。
地域密着・自社施工にこだわってご商売されています。
明るく前向きに仕事に臨んでいらっしゃる越社長にお話をうかがいました。
日々、大切にしているのは「笑顔」
日々、仕事をする中で大切にしていることはなんですか?
ひとことで言うと「笑顔」かな。40年間いろいろやってきて、死ぬまで行きつかないテーマだけれども、何が一番いいのかな、と考えると、楽しく仕事をすることかと思いますね。
もちろん、楽しいだけでなく、肝心な要件やマナーはお互いに確認し合います。
何かあったときは、必ず反省しますね。いくつになっても。
お互いに注意しあってやっていきます。僕が悪かった と反省したときには、正直に謝罪に行きます。
お客様が傷つかないように、いやな気持を抱くことがないように、ということは心がけていますね。私たちが必要だと思うものが、お客様が欲しているものと同じとは限らない。お客様が一番に欲しているものに、きちんと応えるようにしています。
「やろう!」 全工事・自社施工への挑戦
御社の強みは何ですか?
工事は、すべて自社施工です。地元なので、万が一クレームなどが発生しても迅速に対応できます。ある程度材料は在庫しているので、即日対応できるものも結構あります。
ちっちゃな会社でそういう機能を持っていないと誰も相手にしてくれません。自分でなんでもやっているから、お客さまから何を言われてもお応えする自信があります。
自社施工に切り替えていったきっかけはなんですか?
新築が少なくなるというのは皆がわかっていたことですから。早め早めに切り替えていきました。製品を売るだけでは価格だけの競争になってしまいます。
小さな店は付加価値をつけるしかない。製品の販売が安くできても取りつけ工事は別、というお店もあります。私たちは工事も含めてご評価いただけるよう努力しています。工事がついているから価格を下げなくても良いと言って下さる方もいます。
うちに依頼されたほうが安心ですよ! 技術の高さ以上に、みんなが誠意を持ってやっています。なにごとも完璧ということはないから、何かあったときの対応の早さが大切ですね。
社長からは、楽しく・前向きに、という気持ちを感じます。
自分がむすっとしていたらつまらないですから。悩むこともいっぱいありますよ。大変だな、と社員もこぼします。でもお構いなし!やろう!と言って、やって終わってみると、そんなに大変なことばかりではないんです。「皆で楽しさを共有しています!」というところまでは、もうちょっとかな。
リフォームは地元の産業 「近場にはかなわない」
地域のイベントには参加されていますか?
地元の工務店さんのイベントには全て出ています。今回の柏市のイベント(※1)も、窓ガラスを切り口に、1件でも2件でも努力してご相談をいただきたいですね。
※1 増尾地区で行われた、窓の断熱改修の説明会に参加されました。
社長とのお話では、「地域に密着」というフレーズをよくお聞きします。
絶対地域です。まず、効率が違う。近場だったら現場確認は1時間で大体10
件。都内だと1件で半日かかりますから、結果的にお客様にお応えしきれないのです。地域に力を入れていくにつれ、地元からのお問合せも増えてきました。
地域に力を入れ始めて数年ですが、これから5年10年経つと、歩いていて、「あ、サッシ屋さん」と声を掛けられるようになるんじゃないかな。地元で30数年ご商売されているお店の社長と現場に打ち合わせに行ったことがあるんだけど、道を歩いていると半数の方とあいさつされているんですよね。「ここも?」「ここも?」とびっくりしました。
どんな“力”をもっても近場にはかなわない。リフォーム自体が地元の産業ですから。お客さまのところまで1時間もかかる遠方の会社が、きめこまかく迅速な対応をするには限界があります。こまかいことができるのは近場だけ。そこから人間関係も生まれていくでしょうね。
こちらの水槽は趣味でやってらっしゃるんですか?
事務員さんが好きなんです。みんなで面倒を見られますし。
そんなにすごいものではないけれど、ちょこっとあるだけでよいでしょう。ここでちょっと待つ間、それを観賞していただけますから。
打ち合わせ室の一角にも、訪れた方への配慮を感じます。
「地域密着」にますます力をいれてきたいと仰る越社長。
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