音の出入りをふせぐには内窓が最適!
画像引用元:三協立山(株)三協アルミ社「プラメイクEⅡ」カタログ
音の大きさを表す単位は「dB(デシベル)」。例えば、交通量の多い道路やピアノの音は80dB。普通の会話が60dBくらなので生活に望ましいのはそれ以下だと言われています。内窓を取りつけると、およそ40dB音を小さくすることができます。
今ある窓の内側に、もう1つ窓を取りつける内窓。今ある窓枠にぴったり取りつけるので、隙間がなくなり気密性能が高まります。音をふせぐには1枚ガラスの内窓で十分ですが、断熱性能や結露対策も考えるなら真空ガラスがおすすめ。真空ガラスは熱の出入り、音の出入りどちらもふせぐので一石二鳥です。
画像引用元:WEBサイト「ガラスワンダーランド」
2枚のガラスの間に特殊な中間膜をはさみこんだ、「防音合わせガラス」。特殊膜が騒音による振動を熱に置きかえ、音の波を消滅させる構造になっています。ただし、ガラスの性能が高くても、ガラスを入れる窓サッシの気密性能がないと、窓からの音の出入りはふせぎきれません。防音ガラスを採用する場合は、窓サッシに十分な性能があるかも確認しましょう。