夏のジメジメ湿気対策 3選一覧へもどる
梅雨時期になると多くの人が頭を抱えるのが「湿気」のお悩み。洗濯物も乾きにくいし、ジメッとした空気は不快感を与えますよね。湿度が高い状態のままでいると、カビやダニが発生し、アレルギーの原因になったりもします。今回は、そんな不快な夏の湿気を解消する3つの方法をご紹介します!
1.湿気を逃がす
一番お手軽にできるのが、窓を開けて換気すること。国が定める換気の目安は、1時間に部屋の空気の半分を入れ替えることです。この基準はシックハウスの原因と考えられているホルムアルデヒドを外に出すための目安です。湿度の調整以外にも重要な役割のある換気。快適で健康な生活のために、空気の入れ替えを怠らないようにしましょう。
【風の入口と出口】
風が吹いてくる方向(風上)の窓は少なめ(1ヶ所)に開け、風が抜けていく方向(風下)の窓をたくさん(数ヶ所)開けると効果的です。
【タテ方向の風の流れ】
温かい空気は高いところへいく性質があります。
風の抜け道をなるべく高い位置に設けて風の流れを作ると効果的です。
画像引用:セイキ販売(株) WEBサイト
2.換気システムで快適な温湿度に保つ
換気をするといっても、暑い日はクーラーをつけたいですよね。エアコンを付けながら換気なんてできない!そんな時にオススメなのが、「熱交換換気システム」です。外気を室温に近づけてから給気する高性能な換気扇で、新鮮な外の空気を室内に取り込みながら、温度はクーラーのかかった室温に近づけて給気してくれます。エアコンの省エネ効率がアップして、電気代の削減にもつながりますよ。
【湿度を調整してくれるタイプ】
熱交換換気システムの中でも、「全熱交換方式」のものを選べば、湿度も室内に近づけて取り込んでくれるので、夏のジメジメを緩和して快適な室内環境をキープしてくれます。
画像引用: (株)LIXIL「エアマイアスター」カタログ
3.調湿材で湿度を調整する
近年では、「調湿材」といって、水蒸気を吸ったり吐き出したりして湿度を調整してくれる壁材も開発されています。中には、調湿だけでなく脱臭もしてくれる商品もあるので、洗濯物を部屋干しするときも安心できますね。デザインが豊富で、インテリアとしても楽しめる商品も多くあります。お部屋の模様替えと合わせて湿気対策を考えてみてはいかがでしょうか。
画像引用: (株)LIXIL「エコカラットプラス」カタログ
まとめ
夏の湿気を解消するオススメの方法として、3つご紹介しました。
1、窓を開けてしっかり換気をすること
2、エアコン稼働中は熱交換換気システムがオススメ
3、調湿材を使うと室内の湿度を調整してくれる
記事の中でご紹介した商品は、madokaに登録されている「窓のお店」でも取り扱っています。気になった方はぜひ、お近くの窓のお店を探して相談してみましょう。