アルコール消毒で劣化する!?アクリル板の正しいお手入れ方法一覧へもどる
新型コロナウイルス感染症の話題が続く中、多くの施設や店舗で飛沫防止策がなされています。中でもよく目にするのが、アクリル板を採用したパーテーションです。
しかし、このアクリル板のお手入れを間違えると白濁したり、ひびが入ったりすることがあるのをご存知でしょうか。
今回は、アクリル板の正しいお手入れ方法をご紹介します。
アクリル板の正しいお手入れ方法
アルコールより中性洗剤がオススメ
消毒のためによく使われるアルコールでは、アクリル板が白濁したり表面に細かいヒビが入ることがあります。これは「ケミカルクラック」という現象で、薬品によるアクリル板の劣化です。安全なお手入れ方法は中性洗剤を使用することです。ぬるま湯に5%程度の中性洗剤(液体タイプ)を入れ、柔らかい布に含ませてよく絞ってから拭き掃除をしてください。
ガラスクリーナーはNG!
アクリル板は透明でガラスに似ているため、窓ガラスと同じようなお手入れをすればよいと思われがちです。しかし、ガラスクリーナーのような有機溶剤を含む洗浄剤は、アルコールと同じくケミカルクラックを発生させることがあります。似ているからといって、ガラスクリーナーは使わないようにしましょう。
拭き掃除の仕方にも注意
アクリル板はガラスに比べて表面が柔らかく、細かな傷がつきやすい材質をしています。硬い布や強い力で拭くと傷がつくことがあるので、柔らかい布で優しく拭くことがポイントです。
消毒不要のパーテーションをご紹介
アクリル板は、お手入れの際に気を付ける必要があるとわかりました。
そこで最後に、消毒が不要な素材を使った抗菌・抗ウイルスパーテーションをご紹介します。
本来アクリル板を使用するところ、ガラスを採用したパーテーションです。
このガラスは「ウイルスクリーン」という日本板硝子(株)のガラスで、抗菌・抗ウイルス機能をもった特殊なガラスです。
表面に付着した菌やウイルスを、約2時間で99%以上減少させます。このガラスを採用することで、消毒作業の手間をなくし、いつでも衛生的に使用できるパーテーションになります。
ウイルスクリーンについて詳しくはこちら
まとめ
今回は、アクリル板を使ったパーテーションのお手入れで気を付けることをご紹介しました。正しいお手入れ方法を知って、安心安全に飛沫防止をしていきましょう。
また、最後に抗菌・抗ウイルスガラスを用いたパーテーションをご紹介しましたが、もしこちらに興味を持たれた方はぜひガラスを扱う窓の専門店にご相談ください。
窓のコンシェルジュmadokaでご紹介している窓のお店でも取り扱いがございますので、まずはお近くの窓のお店を探して相談してみましょう。
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