マンションの資産価値維持の重要性一覧へもどる

今後、お住まいのマンションと長いお付き合いをして戴くために必要なこととは何でしょうか。既存マンションで溢れた今日の時代に求められることは、マンションの維持と管理です。ここでは、マンションの維持と管理の必要性をご紹介いたします。

マンションストック時代の到来

既存のマンションの数は年々増大しています。
そのため、今建てられている既存マンションの維持・管理が重要性を増しています。
お住まいのマンションも、改めて建物の維持・管理を見直し、真剣に見直す必要があるかもしれません。

マンションストック数
平成30年度末現在で、マンションストック数は全体で約655万戸存在していることがわかります。
また、築30年を超える分譲マンションが平成30年度末現在で約200万戸存在していることがわかります。


築30年を超える分譲マンションが5年後には252万戸、10年後には334万戸、20年後には528万戸になると推測されます。

マンションの資産価値の変化

マンションストックが中古市場で流通する際の価格は、上物の減価償却などから年々下落するものです。
築年を経過するごとに中古マンションの価格はどのように下落していくのでしょうか、またその下落のスピードは地域によってどの程度差が出るものでしょうか。

3大都市圏地域別中古マンション坪単価が3分の2になる時期<東京カンテイ>

上記の表は、3大都市圏における中古マンションの坪単価が3分の2になる時期を表したものです。
地域によってかなりの格差があることが見受けられますが、ほとんどの地域が築10年前後で坪単価が3分の2に下落してしまっていることがわかります。

資産価値の下落を防ぐためにも、マンションの維持・管理が重要になります。