人にも地球にもやさしい各メーカーの「樹脂窓」をご紹介一覧へもどる
最近急増中の異常気象は、『地球温暖化』が原因!
近年異常気象による災害対策への意識が高まっていますが、そういった異常気象には『地球温暖化』が大きく影響していると言われています。
東京の気温を『1901~1910年』と『2011~2020年』で比較すると、110年で約3℃上昇しています!その原因は、温室効果ガスの増加、中でも二酸化炭素が多くを占めています。
地球温暖化を食い止めるためには、『窓』の『断熱化』が鍵?!
地球温暖化を防ぐためには二酸化炭素の排出量を減らしていく必要がありますが、家庭からの二酸化炭素排出量のうち約2割が『冷暖房』によるものです!そこで、冷暖房の消費を抑えて二酸化炭素の排出量を減らすことができる『断熱性の高い住宅』が重要になります。住宅の中でも『窓』は熱の出入口で、冬場は約50%も窓やドアなどの開口部から熱が出ていってしまうのです!住宅の高断熱化には『窓』が鍵になります。
窓に使われるフレームは、アルミ・アルミ樹脂複合・樹脂の大きく3種が日本では主流です。樹脂フレームはアルミフレームと比べて約1000倍も熱が伝わりにくいため、お家の窓が樹脂フレームの窓だと冷暖房の効きが良く夏涼しく冬暖かく過ごすことができます。また、省エネ効果により地球温暖化対策にも貢献します。
そのような人にも地球にもやさしい「樹脂窓」についてご紹介します。
(株)エクセルシャノン「トリプルシャノンⅡx」
エクセルシャノンの樹脂窓は『長期使用』を考え、形材を厚くして強度を担保しています。肉厚は、形材を熱と圧力を加え溶着しフレームの枠材を作る際に強度を高め、建具・枠の耐久性を保持します。
また、エクセルシャノンでは工場内端材のリサイクルをほぼ『100%』実施しています。工場内で発生する端材を再利用した循環リサイクルシステムを構築し、資源の有効利用と持続可能な生産に取り組んでいます。
「シャノンウインド」の名前の由来は、遮温(断熱)、遮音(気密・遮音)です。
気密性能は、JISの最高等級『A-4等級』を大きく上回ります。気密性能が高いことで遮音性能も高まり、音レベル約25dBを低減します。音の大きさを表す『dB』は、10dB下がると半分の大きさに聞こえると言われています。25dB下がると、街中の騒音が深夜の郊外ほどの静けさにもなります。
断熱・防音効果について、詳細はこちらから!
また、長期使用によって経年劣化した気密材などの部品も交換することができます。万一ガラスが割れてしまった際も、ほとんどの場合ガラスだけ交換することができる安心設計になっています。
【㈱エクセルシャノン HP より引用】
オスモ&エーデル(株)「エーデルフェンスター FIN90」
外付ブラインド「ヴァレーマ」等も扱っているドイツの建材を扱う日本総代理店の樹脂窓「エーデルフェンスター」。
冷暖房にあまり頼らずに、心地よい毎日を過ごしたい!そんな理想をかなえるために生まれた商品です。住と環境の最先進国ドイツで主流の窓種『ドレーキップ』は、ハンドル操作により内開き、内倒しの2ウェイで開閉が可能。内倒し時は、窓のガラス面が手前に傾いて開くため、安全に自然換気ができ小雨や防犯にも配慮しています。内開き時は、障子が室内側に開くため窓の外側を簡単に掃除することができます。
窓を連結することができる金具キットで、連窓や段窓・サイズ違いの窓同士の連結など自由自在です。そのため、大きな開口部を実現します。また、断熱性能や換気などの基本性能に加えて、フレームのデザインやカラーバリエーションも豊富で個々人の感性を生かせる『ドイツの窓』が、エーデルフェンスターです。
*日本では引違い窓が主流ですが、欧州では『ドレーキップ窓』が主流です。
【オスモ&エーデル㈱ HP より引用】
(株)LIXIL「EW」
「EW」は、LIXILとドイツの樹脂押出材メーカーであるプロファイン(Profine)共同開発の樹脂窓です。
「EW」の特徴は『優れた断熱性能』『美しいデザイン』『資源の循環利用』の3つです。
1つ目の優れた断熱性能では、多層ホロー構造や高性能のクリプトンガスを用いたトリプルガラス(3層ガラス)の採用により、縦すべり出し窓で世界トップクラスの断熱性能を達成しています。
2つ目の美しいデザインでは、内観色として天然木の素材感を追求した木調色と純粋な白にこだわった『ピュアホワイト』を用意。1500㎜角の大開口横すべり出し窓は、採光性や眺望性が大幅に向上しています。
3つ目の資源の循環利用では、樹脂フレームのリサイクル材使用率を従来比で3倍に高めました。これまで活用が難しかった色が付いているカラー端材を外側から見えない箇所に積極的に活用しています。
【㈱LIXIL HP より引用】
YKK AP(株)「APW430」
高性能トリプルガラスによる世界トップクラスの断熱性能と高いデザイン性をもち合わせた窓です。
2種類の開き方ができる高気密の『ツーアクション窓』と開放感+気密性を実現した『大開口スライディング』をラインナップ。『ツーアクション窓』は、ハンドルを90°回転させることで室内側に倒すことができる『内倒し』と180°回転させることで室内側に開く『内開き』の2つの操作(ツーアクション)ができる窓です。いずれも室内側に開くため、室外に身を乗り出すことなく清掃でき、お子様のいる家庭でも安全です。
外観にアクセントを与える正方形の窓やフレームの内観ブラック色の準備など、デザインにもこだわっています。
また、お部屋に合わせたガラス選びで、断熱と日射熱取得をコントロールすることができます。冬場に太陽の暖かさを取り込みたい南向きの部屋には『日射取得型』のガラス、厳しい西日が差し込む部屋には『日射遮蔽型』といった使い分けが可能です。
【YKKAP㈱ HP より引用】
三協立山(株)「トリプルスマージュ」
「トリプルスマージュ」は、『冬暖かく』『夏涼しい』理想の快適空間をつくりだします。暖房を消しても温度がゆっくりと下がるため体温調節による体への負担が軽減します。
下框(下側のフレーム部分)や四周に様々なパーツを組み込むことで、高い気密性能と断熱性能を可能にしました。
また、フレーム表面を耐候性に優れたASA(樹脂)でコーティングすることで、色あせなどの経年劣化を抑えます。※外部ホワイト色を除く。
トリプルスマージュは、『3スゴ!』の法則で、断熱性能を国内最高レベルまで極めます。
ガラスの空気層が厚ければ良いというわけではないため、断熱スゴ!窓は、空気層も最適設計になっています。
【三協立山㈱ HP より引用】
チャネルオリジナル(株)「IsoPlus(イソプラス)」[輸入元:UNILUX]
省エネ住宅先進国であるドイツ最大のメーカー『UNILUX』の樹脂窓は、針葉樹でも広葉樹でも本物そっくりな木の表情を出すことができます!豊富な色と木調のバリエーションを準備しています。フレームの外側と内側で別々のデザインを選択することができるため、モダンなデザインにもクラシックデザインにも調和します。
UNILUXで自社開発したロックパーツを使用しているため、全ての窓パーツが長期間にわたり高い気密性を保持しながら所定の位置にロックされます。
オプションの換気システムパーツを使用することで、窓を開けずに換気することもできます。
【チャネルオリジナル㈱ HP より引用】
まとめ
「樹脂窓」に少しでも興味を持っていただけた方は、窓の専門店にお気軽にご相談くださいませ!
今回の窓選びのコツでは、夏涼しく冬暖かく快適に暮らすために重要な「樹脂窓」として、各メーカー商品それぞれのこだわりや特徴を紹介しました。
冒頭にもお伝えしました通り、異常気象の要因にもなっている地球温暖化を少しでも食い止めていくには、二酸化炭素排出量を抑える地道な活動が必要になります。「高断熱窓」が普及することで、私たちの住環境が快適になるだけではなく、冷暖房による二酸化炭素排出量が軽減して地球温暖化対策に大きく貢献します。
人にも地球にもやさしい、お家時間を快適に過ごすための『窓選び』をぜひご検討してみてはいかがでしょうか?