オフィスや店舗に最適!デザイン性の高いガラス4選一覧へもどる
今回の窓選びのコツは、オフィスや店舗の新築・リフォームを考えている方必見!非住宅向けの一風変わったおしゃれなガラスを4つご紹介いたします。
・空間のアクセントに「カラーガラス」
・うつり込みを軽減する「低反射合わせガラス」
・展示物本来の色味を魅せる「高透過ガラス」
・スイッチで透明・不透明を切り替える「瞬間調光ガラス」
今回ご紹介するのは、上記の4種類のガラスです。
*窓のコンシェルジュmadokaでは、一般の住宅向けのガラスもご紹介しています。過去のガラス紹介記事にご興味のある方はこちらから!
・「窓ガラスの種類と選び方」https://www.madocon.jp/event/glass-type/
→一般のご家庭でよく使われるガラスの紹介記事です。
・「内窓はガラス選びが大事」https://www.madocon.jp/event/uchimado-glass/
→二重窓(内窓)に入れ込むガラスの紹介記事です。
1、 空間のアクセントに「カラーガラス」
ガラスは透明が一般的ですが、透明ではない、色付きのガラスがあります。ガラスの裏面に特殊塗料をコーティングして焼付をし、保護塗装を施した「カラーガラス」です。種類はメーカーにより異なりますが、全部で30色以上あるメーカーもあり、バリエーション豊富です。
オフィスや店舗の一角に、アクセントとしてカラーガラスを設置するだけで、雰囲気がガラッと変わります。
*オフィスの一部壁面にカラーガラスを取付。
【引用元:AGC株式会社HP】
会議室のホワイトボードとして、また、保育園や幼稚園の一部スペースでお絵かき用のボードとして使用することもできます。通常のホワイトボード用マーカー・イレイサーも使用可能です。ふきとりや清掃がしやすいため、衛生面でも安心です。
室内のインテリア性が、通常のホワイトボードに比べて格段に向上するのでおすすめですよ。
*会議室の一角に、ガラス製ホワイトボードを設置。
【引用元:スリーナイン島野株式会社】
またカラーガラスは、非住宅だけでなく、一般のご家庭でも、インテリア性の向上等でご利用いただけます。
例えば階段のけこみ部分(階段の踏み板と踏み板との間の垂直の部分)にカラーガラスを設置することで、階段が明るい雰囲気へと変わります。
*階段のけこみ部分にカラーガラスを設置。施工前後で雰囲気がガラッと変わります。
【引用元:madolino(マドリノ)HP】
カラーガラスは不燃材なので、キッチンパネルに代用することも可能です。通常のキッチンパネルには好みのデザインがないという方は、カラーガラスをご検討してはいかがでしょうか。キッチンが一気に華やかになりますよ。
*キッチンパネル部分に白色のカラーガラスを取付。
【引用元:AGC株式会社HP】
2、うつり込みを軽減する「低反射合わせガラス」
ガラス表面に低反射膜を覆った2枚のガラスを、合わせてひとつのガラスにしたのが、「低反射合わせガラス」です。この低反射膜が、通常の単板ガラスよりも反射を抑える効果があります。
通常のガラスですと、反射してガラスの向こう側が見えにくくなりますが、低反射合わせガラスですとうつり込みが軽減されて視界がクリアになります。
自動車のショールームや、展示会のディスプレイ等で多く使用されています。
*「単板ガラス」と「低反射合わせガラス」見え方の比較
【引用元:日本板硝子株式会社HP】
3、展示物本来の色味を魅せる「高透過ガラス」
通常のガラスには特有の青みがありますが、高透過ガラスはガラスに含まれた鉄分の含有量を少なくすることで、その青みをおさえたガラスです。
高透過ガラスは透明度が高いので、展示物本来の色を見てもらえます。
駅近くの施設や、ショールーム等で使用されることが多く、デザイナーの方からのお問い合わせが非常に多いそうです。
単板ガラス仕様だけでなく、合わせ・複層・強化ガラス仕様も製造可能です。また絵柄をプリントする(セラミックプリント)ことも可能です。
*高透過ガラスの使用例
*「高透過ガラス」(左)と「単板ガラス」(右)の見え方の比較
【引用元:日本板硝子株式会社HP】
4、スイッチで透明・不透明を切り替える「瞬間調光ガラス」
瞬間調光ガラスは、スイッチひとつで、透明・不透明を切り替える機能を備えたガラスです。
不透明から透明へは約1,000分の1秒、透明から不透明へ約100分の1秒と、応答速度が極めて早いのも特徴です。2枚のプラスチック・フィルムに挟まれた液晶が、透明から不透明への変化を可能にします。
【引用元:日本板硝子株式会社HP】
オフィスの会議室や病院の間仕切り等の用途で使用されています。また、透視・不透視を音や光に反応させることで、映像と瞬間的にドッキングさせることもでき、店舗のショーウィンドウなどにも使用されます。
映像効果にも特化した瞬間調光ガラスもあり、スクリーンとして楽しむこともできます。
5、まとめ
今回の窓選びのコツでは、企業のオフィスや店舗などで使用される非住宅向けガラスを4つ紹介しました。
オフィスや店舗の空間のアクセントや、ホワイトボード等の代用として使用できる「カラーガラス」、うつり込みを軽減する「低反射合わせガラス」、展示物本来の色味を魅せる「高透過ガラス」、オフィスの仕切りで使用される「瞬間調光ガラス」。
ご自身のオフィスや店舗を、一風変わったおしゃれな空間にしたいと考えている方は、ぜひこれらのガラスをご検討してみてはいかがでしょうか?
●上記のガラスを取り扱っている”窓のお店”は、下記よりご覧いただけます。