マンション管理組合様必見!開口部の大規模改修Q&A【前編】一覧へもどる

マンションの資産価値向上のためにも開口部の改修工事は必須事項です。

マンション管理組合の理事になり、私のマンションも窓の大規模改修工事を!と思っても、数々の疑問が出てきます。

「どのタイミングで工事に着手するのか?」「工事の流れは?」
「工事期間はどのぐらいなのか?」「どこにお願いすればいい?」
などなど・・・開口部や大規模改修工事に対する疑問は数多くあると思います。

そんな皆様の抱えている疑問にお答えしていきます。
こちらのコンテンツは前後編に分けてお送り致します。
今回は前編となります。

Q1.修繕・改修の違いって?

修繕というのは、壊れたり悪くなったところを元に戻す・直すこと
改修というのは、今あるものに付加価値を付けて新しくすることを指します。

健全なマンションを維持していくためには開口部の管理が必要です。
劣化度合いによって修繕工事と改修工事のどちらが必要なのか判断を致します。

★判断基準とは?
Q1
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窓(アルミサッシ)の交換工事ではカバー工法を主に行います。
カバー工法とは、既存の窓枠の上から新しい窓枠を取り付ける工法です。
古いガラス障子を取り除き、窓枠を残したまま新しいガラス障子を取り付けるため、
窓周りの壁や床を工事することなく取替が可能です。

★カバー工法 工事手順
カバー工法工事手順
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↓カバー工法についてはコチラもどうぞ↓
マンションでもできる「カバー工法」とは

Q2.築何年で・どの部分の工事に着手すればいい?

窓の改修工事を実施したマンションでは、築何年でどの部分の改修工事に着手したのでしょうか?

長期修繕計画に開口部改修工事の予定がある場合、3回目の大規模改修時期で
開口部のカバー工法工事が実施されることが多いようです。

改修時期
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しかし、居住者様へアンケートを行った結果、「開け閉めがしにくい」「窓辺が寒い」等の声が多い場合は
改修工事の時期が早まることもあります。

まとめ

■修繕というのは、壊れたり悪くなったところを元に戻す・直すこと
 改修というのは、今あるものに付加価値を付けて新しくすること
■「修繕工事」「改修工事」のポイントは劣化状況住民要望で見極めましょう。

皆様、いかがでしたでしょうか。
こちらのコンテンツをご覧になって、少しでもマンションにお住まいの皆様のお悩みが解消出来たら幸いです。