防音・気密性能にこだわる窓製品一覧へもどる
暖かい住宅に欠かせない気密性能、大通りや鉄道沿いの騒音対策、楽器演奏のための防音性能・・・ここでは、気密・防音性能にこだわった窓製品をご紹介します。
新築・増改築に エクセルシャノン「シャノンウインド」
株式会社エクセルシャノンは、1976年に日本で初めて純国産樹脂サッシを製造販売したメーカーです。当初から「高断熱・高気密」をコンセプトに製品開発を行ってきました。シャノン(SHANON)という社名には、遮温(SHAON)と遮音(SHAON)の意味が込められています。
(画像引用元:エクセルシャノン「シャノンウインド総合カタログ」)
JIS最高等級A-4を大きく上回る気密性能
窓の気密性能は空気の漏れを表す通気量で表されます。シャノンウインドはJIS最高等級のA-4等級を大きく上回る性能を実現しています。枠と障子の 2重シール構造 と 独自のロック機構が気密性能を高めています。
マイナス25dB 主要道路の騒音が事務所ほどの静けさに
気密性能が高いことで遮音性能も高まります。シャノンウインドでは、音レベル約25dBを低減します。音の大きさを表す「dB」は、10dB下がると半分の大きさに聞こえると言われています。25dB下がると、街中の騒音が深夜の郊外ほどの静けさになります。
(画像引用元:エクセルシャノン「シャノンウインド総合カタログ」)
シャノンウインドを開けているときと閉めているときのギター演奏の比較動画で、約25dBの音の違いを比べてみましょう。
内窓(二重窓)で気密にこだわるなら 大信工業「プラスト」
大信工業株式会社は、1972年に日本で初めて樹脂製内窓を製造したメーカーです。寒冷地の北海道でいち早く普及したため、北海道では内窓といえばプラスト。現在の主要な内窓メーカーは多くがアルミサッシメーカーですが、大信工業は元々は樹脂型材のメーカーです。そのため、他社とは異なるこだわりが随所に見られます。
(画像引用元:大信工業ホームページ)
マイナス40~45dB 電車の騒音が事務所ほどの静けさに
サッシの防音性能は遮音等級線で表されます。内窓の標準的な性能はT-4等級でマイナス40dBですが、プラストは45dB曲線付近で推移しています。
(グラフは大信工業提供データより作成/T-5等級線はJIS基準をもとに設定したもの)
鍵が無くても気密が取れる
プラストの驚く特徴は、他のメーカーでは当たり前のようにある鍵が標準設定されていないこと。隙間を極力減らし、多くの気密材を取り付けることで、鍵で締め付けなくても気密性能を出すことができます。なお、防犯性能を高めたい方は、オプションで鍵を頼むこともできます。
↑引き違い窓が重なる部分の「煙返し」がかみ合うことで気密性能を確保*上から見た図
↑上枠内部にはクッション材が挿入されており、設置枠のゆがみにも対応
↑ダブルフレームで気密性能を高め、外枠の取付金具をかくす
(画像引用元:大信工業ホームページ)