窓はガラスじゃなきゃだめ?窓にガラスが使われる理由一覧へもどる
皆さんご存知の通り、一般的に窓にはガラスが使われます。
しかし、ガラスは熱が伝わりやすく、建物の中では熱の出入りが多い弱点になってしまいます。
では、なぜ窓にはガラスが使われるのでしょうか?
ガラス以外で窓に適しているものは?
まず、ガラス以外で窓に使うことができる物を考えてみましょう。
例えば、透明性とある程度の強度を有するものとして、アクリル板やポリカーボネート板などがあります。
これらはガラスと比較すると断熱性能が高いうえに安価なため、窓ガラスの持つ弱点を克服できる存在に感じます。
実際、内窓にガラスではなくポリカーボネート板を使用して断熱性能を高めている商品もあるくらいです。
◆ポリカーボネート板を採用した内窓
楽窓Ⅱ セイキ販売(株)
窓に使われるのはなぜガラス?
断熱性が低いという弱点がある中で、多くの窓がガラスを使用しているのはなぜなのか?その理由は、アクリル板やポリカーボネート板の弱点にあります。
これらの素材は表面に傷がつきやすく、雨風にさらされると細かな傷で眺望が悪くなっていきます。また、熱にとても弱く、直射日光のあたる場所では歪みが発生して窓枠から外れてしまう危険もあります。
窓は外気に面している部分であるため、傷や熱に強い素材でなければいけません。そのため、ガラスが採用されています。
ガラスならではの特徴
今回は、なぜ窓にはガラスが使われるのか?という疑問について解説しました。
ちなみに、窓ガラスには破られにくい防犯性の高い物や、騒音を軽減する防音性の高いものなど、様々な機能を持ったガラスがあります。こういった加工ができるのもガラスの特徴ですね。
いろんなガラスを紹介しているページもあります。ぜひご覧ください↓